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Posted by 滋賀咲くブログ at

2008年07月23日

不思議の国ロシア。~ハライセ。~

腹いせ:怒り・恨みを他の方面に向けて晴らすこと(goo辞書)。


ロシアで警察官のやる気のなさ、というかモラルの低さには正直ちょっとご立腹してしまった。
それ以上に、警察官を全然信用していない市民てのもどうかと思ったが。

腹いせも手伝って(笑)、帰国後ロシアについての文献を滋賀県立図書館で借りたけど、思ったよりいろんな勉強になりました。
たまには怒ることも必要ですねw

幸いなことに日本に住んでいる間に警察官にガッツリお世話にならなければいけない事態に陥ったことがないので、自国と他国の警察官を比べることは出来ないんだけど、後日立ち寄った成田空港の警察はちゃんと私の被害届を取り合ってくれた。

しかし、「日本の常識・非常識。」「日本人は安全と水はタダで手に入ると思っている」と揶揄されて久しい。どっちが世界的に見て一般的な態度なのかは正直疑問が残るところだ。

タテマエとしては「国家権力」は国民を守るもの、となっているが物騒なハナシ自国民いじめをしていたとしても外国からじゃわかりづらい。

ちょっと話がオオゲサになってしまったけど・・・
ロシア人警察に泣かさたのは、私だけじゃなかったらしい。

先日からチョコチョコ紹介している「ロシア・アンダーグラウンド」。
ポーランド人の新米経済記者が1996~98年のロシアに滞在し、自分の経験をつづったルポ。

冷戦体制が崩壊し、西側の資本が大量流入。そして、物不足が解消し、かつてないほどの栄華を誇っていたはずのロシアが「通貨切り下げ」(要は国家破産)に至るまでを描いている。



以下はその本よりの引用。データもおよそ10年ほど前と思って読んでいただきたい。
が今に通じるシーンも多く感心しながら読んだ。

そこに、警官に執拗に毎日毎日毎日毎日(以下略)駐車違反の切符を切られる著者の体験談がつづられている。
著者の交通マナーがまれに見るほど悪い・・・と言うわけでなく、警察官が手っ取り早く私服を肥やす手段として違反切符を切って、罰金をせしめているのだ。

しかしこれまた理由がある。
モスクワは東京の次に物価が高いが、警察官の給料は月収150ドル程度。スズメの涙ほどなのだ。

で、なんでおまわりさんのおきゅーりょーがそんなに安いかと言うと・・・数が多すぎるのだ。警邏を行っている人数はその実ニューヨークの約4倍。かつての警察国家の負の遺産らしい。

そんな世知辛い世の中を生きるために、おまわりさん達は日夜違反切符を切って家族を食べさせる、あるいは自分のタバコ代を捻出しているわけですね。

家族も、生活もあるのはわかるが、困るのは「おまわりさん」は「国家権力」を持っているところ。
おまわりさんにキョーカツされたらいったい、次はどこに訴えたらいいんでしょう??
カツアゲされたくなかったら、結局、『袖の下』に落ち着くしかなし。

・・・こういうのを「腐敗」っていうんだろうな。

そんなことを考えながら、テレビを見ていると今日も「八王子無差別殺人」の現場検証がテレビに映っていた。
多くの警察官が暑いさなか仕事をこなす様子が映っていた。

警察官のスキャンダルもマスコミにとっては格好のエサだと思う。センセーショナルだしね。
でも、それって一部だと思う。

多くの警察官はこうやって職務に励んでいるんじゃないかな。
カツアゲの誘惑にも負けず、職務に励む警察官の皆さまおつかれさまです(合掌)。  
タグ :ロシア


Posted by キミドリ at 18:19Comments(0)