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Posted by 滋賀咲くブログ at

2008年09月30日

免許取得は結婚のようなもの。

さて、きのうはロストジェネレーションカップルの顛末を日記に書きました。

いまは、周りのヒトの支えもあって、うつから完全に脱却し、以前にもましてお気楽に楽しくシゴトをしているキミドリですが、やっぱり「もっとヒドイことにだってなり得たんだろうなぁ・・・」といまでもしみじみ思います。

でもまぁ、こうやってオシゴトをいただけるのはやっぱり「免許」もあると思います。

もし私が技術も免許もない職種の人間だったら、今と同じ状況にはなりにくいと思います。
そこで私は「一生懸命勉強をして、免許がとれば就職難も乗り切れるよ!!」といいたいわけではありません。そんなコト、私がいわなくてもいろんな人がいっぱい言ってます(笑)

結局、「これだけの免許をいただいたことにはいったいどういう意味があるのか??」
ということです。

よく、「お医者さんになるんだから、いっぱい勉強されたんでしょうね~~」といわれます。
まー、あらかた間違ってはいませんが、この発言には大きく見落としている点がひとつあります。

それは、「私の力だけで免許をいただいたのではない」ということです。

先達や先輩、同級生や後輩の支えに、学校を出るまでに両親が支払った学費や、多大な税金があったからです。
決して個人の努力だけではありませんョ(^^;)

「仕事」に関する精神論の本はわりと学生のころから読みました。
その中でも「調理場という戦場―「コート・ドール」斉須政雄の仕事論 」はオススメです。



この中にミシュランで3ツ星を取ったシェフのヒトコト。

「ミシュランからこのを3ツ星送られたときに『この3ツ星は今の君にあげるのではない。これからも未来に向かって精進する君とその店におくるものだ』。という言葉とともに3ツ星を受け取った」。

まー、今その箇所を見つけられなくて、ディティールは再現できてないですが、大体こんな感じでした。

免許を貰ったら「ゴール」ではなく、きっとそこが「スタート」なんだろうなー、とおもいます。
どういう医者になりたいかあるいはなりたくないか(笑)は自分にかかっている、と。

まー、結婚みたいなものですね、きっと。
結婚して、お互いにどういう関係を作っていくのかが肝要。
といっても、私はまだ独身ですが・・・(笑)


  

Posted by キミドリ at 10:00Comments(0)

2008年09月29日

ロストジェネレーション。

先日マレーシアから帰ってきました。
おかげさまで特に目立ったトラブルもなく終わりました(^^;)。

旅行とは直接関係ないのですが、元気になったので、8月ごろから週2-3回、外の病院に働きに行っています。
2ヶ所のかけもちでのパートタイマー。仕事は仕事できっちりやれば終わりだし、わりとお気楽です。

先日、友人からメールをもらいました。
30歳の清楚な女性なんですが、彼女は難病のSLEもち。
就職する意欲があり、はたらくものの、当たるのはなかなかしんどい職場ばかりで、仕事のストレスで持病が悪化する顛末。
2回の転職を繰り返して、いまは大阪の某銀行の両替所で働いています(彼女は中国語ができる)。

しかし、職場には持病のことは黙っています。

彼女とつきあって、「結婚しよう」と言ってくれた男性もいたのですが、結局彼女は自分の持病のこともあって、別れました。


とここで終ると一方的な「気の毒な」話なのですが、
彼女はひといちばい「職を持つ」ということに熱心でした。

彼女に結婚を申し込むのに前後して、彼が仕事を辞めました。
彼としては「今の職場では…」という危機感があったのかもしれませんが、その後は彼女の目から見て彼は熱心に求職したようには見えなかったようです。

自身の持病もあるけれど、彼が仕事を辞めたあと熱心に求職活動をしないことにも業を煮やして別れた彼女。

彼も彼女も「ロストジェネレーション」いわゆる「就職氷河期」。

「雇用形態では、正社員になれず、非正規雇用の労働者となった者が多数いる。フリーターやニートと呼ばれるカテゴリーに属する者が多い。」らしい。
wikipediaより・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%B1%E8%81%B7%E6%B0%B7%E6%B2%B3%E6%9C%9F

きっと彼らが別れたのは、個人の要因だけでなく、時代のせいも合あるんだろうなぁ・・・
とフカヨミしてしまう私。
なんか聞くだけで、切なくなる話です。





  

Posted by キミドリ at 20:32Comments(0)

2008年09月24日

たっだいまーーーっ。

そんなわけで、マレーシアのコタキナバルに行ってきました。
今年の二月にも行ったのですが・・・

ロシアで精根尽き果てて、しばらく海外にいく予定はなかったのです。
が、後輩がナツヤスミに海外旅行したいが、一人では・・、ということでヒマそーな私に白羽の矢がたった次第です。ハイ。
最初、彼女は「タイに行きたい」と言ったのですが、クーデターに巻き込まれたくないため、即拒否。
ならば私の知り合いのいるマレーシア、コタキナバルにしよう、となりました。

マレーシア人はロシア人の100倍、JR東京の駅員の5倍は愛想がよかったです。
空港もロシアの100倍はユルかったです。

なにより、無事に帰国できてよかったです(本気)。

は~~(安堵)。

むこうでは私の母親の元同級生で、華僑の奥さんであるグレース女史にあんないしてもらいました。
で、彼女の描いているブログ。
南国ムードたっぷり。
なにより、ドリアンのダンメンにビックリ。
あんなふうになってるんだーーー。

http://canvastour.blogspot.com/  
タグ :マレーシア


Posted by キミドリ at 20:20Comments(2)

2008年09月18日

おしらせ。

明日から高飛びするので(笑)ブログは一週間ほどお休みです~~  

Posted by キミドリ at 20:31Comments(2)

2008年09月18日

不思議の国ロシア。~セルギエフ・ポサード その5~



この建物は教会の裏手にあるトイレのある建物です。
教会に比べれば、明らかにうらぶれていました(笑)

さて、旅行前にロシアのトイレに戦々恐々としていた私ですが、さすが観光地であるサンクトペテルブルグやモスクワのトイレは総じて綺麗でした。

が、このセルギエフ・ポサードはチョット、オモムキが違いましたkao08

故米原万理女史が表現したような「便意も消えうせる」訳ではなかったのですが・・・

カタチは蓋のない洋式トイレなのですが、どう見ても本来なら腰掛ける場所の幅が広い。
そのまま座ったら、ハマっちゃうよ(笑)ってな具合です。

どうやら、それは「腰掛ける場所」ではなく、両足で踏ん張る場所だったようです。
つまり、和式スタイルだったのです。

そうとわかれば、後はスムーズ・・・???

あれ??
水を流すボタンがないよ???

確かに外国のトイレや日本でも最新式のトイレは水洗ボタンを探すのにやや手間取るときがあるのですが、今回はそれがない。
かといって、汲み取り式でないことも確か。だって、便器の中は綺麗な水で満たされていますからね。

すると、同行者の方の声が外から。

「このトイレ、一定時間が来ると勝手に水が流れるみたい!」

え、そうなの??

と思っている間に「ジャー」っという音とともに流れていきます。

どうやら、人間の都合は聞いてもらえないようでした・・・kao08

建物の裏手で眠る猫。


ちなみにこのセルギエフポサードは入場の際にCDがもらえます。
なんのCDかというと、ありがたそ~~な「聖歌の合唱」です。

それから、教会内にはお土産コーナーもあります。
なかは「イコン」やイースターエッグ(ロシアの卵形のジュエリー。かなり精緻な細工物)が置いてありました。写真はパンフレットからのものですが、ほぼこの通りでした。


ロシアのトイレの惨状について、知りたい方はご一読を(笑)。

  
タグ :ロシア


Posted by キミドリ at 20:31Comments(0)