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Posted by 滋賀咲くブログ at

2012年03月11日

文豪トルストイの書いた「イワンの馬鹿」を改めて読んだ。

宿命のロシアスキーになりつつある今日この頃です。みなさまこんにちは。
 



 「ロシア民話選」で文豪トルストイの書いた「イワンの馬鹿」を改めて読みました。
 私利私欲にまみれたふたりの兄達と末弟の馬鹿なイワンは(というか、ひたすら勤労で純朴)の話です。

 詳しいエピソードは割愛しますが、長兄は軍隊の力で、次兄はお金の力で国をおさめていますが、結局悪魔の計略に寄り破滅させられます。
 一方で、馬鹿のイワンにもさまざまな計略を悪魔がしかけますが、結局は悪魔を撃退します。
 このあたりのくだりはとても秀逸。興味のある方はぜひご一読をお勧めします。

 むかしは読み終わってから、おとぎ話特有の爽快感に浸ったものですが、今回はちょっと違いました。
 イワンがおさめる国は軍隊もお金もいらない、みなひたすら働いて分け合う原始共産性のような国に描かれていました。
 これがトルストイの理想郷だったんじゃないか、と思います。
 うん、でもなぁ・・・。
 ソヴィエトが崩壊して20年たった現代でそれなりに大人になった私にはややほろ苦い読後感でした。

 昔読んで覚えていたエピソードは、イワンを不幸にしてやろうとやってきた悪魔(人間に化けている)が、盲目の妹にマメのない手を握られ、働いていない人間だとして彼女に追い出されたことだけです。

 あ、そーいやドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」も長兄、次兄ともに人間に欲を体現したような方々ですね。末弟のアリョーシャはひたすら神を信じる方だった気がします。ああ、でも読書は途中で挫折したまま止まっています。。orz
 3人兄弟のトライアッド(三つ組っていうのかな??)はロシア民話の基本なのかな。
 
レフ・トルストイ
http://goo.gl/diYM  

Posted by キミドリ at 07:00Comments(0)ロシアネタ