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Posted by 滋賀咲くブログ at

2009年06月10日

「残念な」オトナ。【雑記】

いまでもたまーに思い出すテレビのワンシーンがあります。

おそらく8年前くらいの番組で、日本のトップアイドル、木村拓哉が27歳だったとき、おなじ27歳のアイドル以外の職業の人と対談する番組でした。
ほとんど一般の人たちで、一人につき大体3分程度。サラリーマンや、ちょっとケレンミのあるところでクリエイターとかが出演者だったかと。

その中で、27歳の精神科の女医さんが出演していました。
テレビに出るくらいだからモデル風の長身に清潔感のある顔立ちの人だったように記憶しています。
ふつーにキムタクに「なんで精神科なの??」と問われ、具体的な内容は覚えていないがずいぶん楽しそうな様子で答えていました。

今から考えるに彼女はおそらくキャリアも5年くらいでできることが増えて、仕事が楽しかったのかな、と。ま、完全に空想ですが。

その頃私は20歳前後で医学部に入ったけれど何科になるなんてまだ遠い先の未来だったし、ましてや精神科になるとはついぞ思っていませんでした(100%ホント)。
今とは別の意味で不安定な部分があったので彼女の楽しそうな雰囲気をうらやましいな~と思っていたように思います。

ハナシかわって。
私の今の病院の前任者はキャリア10年目の先生でした。
その先生の仕事を丸々引き継いだわけでもないし、「前任者」とかいって10年目の先生と自分を同列に並べるのはおこがましいですが、いちおー医者の頭数としてはそうなります。

その先生と会うこと自体2.3回しかなかったのですが、今の病院を辞めたらしばらく働かずに、親には猛反対されているが無職になるとおっしゃっていました。
なんとなく居心地悪そうにいうその先生に「無職もいいですよ!」と思いっきり太鼓判を押す私。あまりのさばけた対応にその先生も笑うしかないようでした。

キャリア10年で辞めるというとまわりからは「もったいない!」ととめられていたようです。
職務内容や給料など辞める原因は他にもあったのかもしれませんが、なんとなく、その先生は自分の生業に疲れたような雰囲気がありました。
なのでついそんな風にいってしまいました。決して自分の意見の押し付けじゃないですよ、たぶんwww
なんとなく(コレもまた想像なのですが)自分のきし方を振り返って「これでいいんだろうか」という問いに囚われていたんじゃないかな、と(勝手に)思います。

キャリアが浅いなら浅いときなりの苦労が、
そこそこの中堅になってくればそのときの考えがあるものだと思います。

その人が経験すべき課題はそれぞれに違うし、一様に並べ比べることはできないけれど、そのときそのときにクリアすべきものは確かにある気がします。
時間の流れとは残酷なもので、積み残した課題があればあるほど、人のよりつかないない尊敬されない「残念な」オトナになる気がします。  

Posted by キミドリ at 13:00Comments(0)