2009年01月06日
不思議の国ロシア。~欲望の値段 その3 ~(終章)

さて、前回は「個人の欲望を無視してしまった共産主義」のことを話題にしました。
ワレながら、難しいコト考えてんな~~と思ってしまいましたが、まぁ、旅行に行く醍醐味、って言うのはこういうところにあるんでしょう。
結局、「皆で分け合う」コトを旨とした国家が、個人の欲望を圧殺し、ほんの一握りの人間の欲望を満たすシステムに成り果てた事がどうしても不思議でした。
高邁な理想から出発したはずなのに、なぜ、そうなることをとめられなかったのか。
あるいは、先人たちは何を見落としていたのか。
ま、何冊か本を読み自分なりに考えたのですが最終的には、仏教のお世話になることになりました(笑)
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§9 責任ある自由市場経済 ~社会主義と自由市場~ヨリ
「わたし(ダライ・ラマ)はこれまでの人生の大半で、社会主義体制や共産主義体制に心ひかれてきました。その目的が人々に人間らしい生活と正義をもたらすことにあると考えたからです。社会における極端な生活水準の格差は許さない、その平等性にひかれたのです。貧困の撲滅と国内外での同胞愛の促進が目標に掲げられていました。
時がたつにつれ、共産主義国はこの目的を達成していないことが判明しました。努力すらしなかったのです。それどころか、発展は停滞し、言論の自由は圧殺されています。当初の目的は正しかったと今でも信じていますが、このようなシステムには欠陥があることが分かりました。
(中略)
共産党のシステムの説明を(毛沢東主席に)受けたとき、これが経済活動を中央政府が管理する「管理計画システム」であるということに当時は気付きませんでした。資本家による労働者の搾取がなくなるシステムだと主席は説明したのです。
わたしは全面的に賛成でした。個人財産の禁止が、国家による所有に繋がり、権力を手にした党上層部が独自の計画管理システムを作り上げ、過去における貴族のようにエリートとして国家を支配するようになる、ということはその時点では明白ではなかったからです。もちろん、今ではこれが幾多の人権侵害をもたらしたことは知られるとおりです。」
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さすがダライラマ法王!ダテに14回も転生していませんね!
ダライ・ラマ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9E
ダライ・ラマ 14世
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9E14%E4%B8%96
ロシアに始まり、チベットに終わる(笑)
なんか、まだ書き足りない気はしますが、とりあえずロシアブログはこのあたりで一度終わりにいたします。
長きに渡ってお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました


さー、次はどこいこっかなっ(←懲りてない)。
Posted by キミドリ at
10:00
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