薬（ヤク）なしで飛べ!!

　よく、「病院をやめたらどうなるか」とか考えてみます。
　べつに嫌気がさしたとかそういうのでなく、いまの自分の仕事に対する「覚悟」をチェックするためのテストみたいなもんです。

　白衣もなく、お免状もなく、薬剤を専門的に扱うこともない、タダのkimidoriに戻ったら・・・???

　結論としては、そうあんまり大きくかわんなんないんじゃないか、と思います。

　この3-4年で身に着けた「精神科医的なものの見方｣や「捉え方」はわりと人間の根源的な部分、「自我とは」「家族とは」「社会とは」などを問い続けるものだし、今後、臨床を続ける、続けないは別にして、そういうことに対して自分が思考を続けるであろうことは自明の理だからです。