薬（ヤク）なしで飛べ!!

　今日は友人の結婚式の二次会にお呼ばれでした。
　ワンピースは着て、メイクもしたけど、髪型はいつものヘアサロンでアレンジしてもらうことにしました。

　ここの美容師さん（女性、おそらく30代後半）は腕がよく、ハナシもおもしろいので、はっと気付くと1年以上浮気せずに通い続けています。

　今は結婚式シーズンなので、結婚式用のヘアアレンジの仕事も続いているようです。
　そんななか、別のお客さん（20代後半）から「もう、結婚式呼ばれるのも最後だと思うから今回は派手にしたい。キャバ嬢みたいにして。」とのオーダーがあるそうです。
　で、勉強のためにキャバ嬢と、彼女達にあこがれる女性向けの雑誌「小悪魔ageha」を購入したそうです。

　以前から「キャバ嬢の『**盛り』」について、この美容師さんと話のねたになっていたのでさっそく彼女がシゴトのため購入した「小悪魔ageha」を見せてもらいました。

　で、一読。

・・・。
・・・。
・・・。

　スゲェ。

　なんかもー、どの写真も「美白」「大きな黒目」の加工がしてあります。おそらく全て。
　どれも可愛さを追求しているんだろうけど、みんな同じアンドロイドみたいで、あそこまで行くと却ってグロテスク（全国のage嬢の皆さん、ごめんなさい）。
　　
　件の美容師さんに聞くと「みんなプリクラみたいでしょ？？」。
　たしかに。
　「いまどきのプリクラは全部『美白』『黒目』の加工が標準装備らしいですよ。ライティングとかでできるんですって。顔が小さく、眼が大きく見えるアングルがあって、それにみんな合わせるらしいです。」とのこと。

　ムダに進化してるなーー。

　ちょっと以外だったのはこの「ageha」25歳とか、28歳とか、我々と同じくらいの世代のモデルさんもいました。しかし、振り返ってみると、我々が高校生だったときからプリクラが流行ったので、プリクラを受け容れだした世代がそのままスライドしてプリクラ写真の集合体のような「ageha」に行ってしまったのかも知れません。