良心のおもむくままに。
今日は久しぶりに(??)それなりにまじめな話です。
アメリカの医療制度にかみついたマイケルムーアの「シッコ」をみました。
http://goo.gl/xQy5p
カラッとドライで、同時に祖国アメリカへの愛に満ちたブラックユーモア満載のドキュメンタリーでした。
お金がないと医療保険に入れないし、入っても、保険会社の審査が通らず、莫大の医療費をほぼ自腹で払わなければならない人が大勢のアメリカ社会。
お金が払えないために、入院はおろか、治療も、そして検査すら受けられない人々の悲劇と、国民皆保険制度のほかの国々を並べた映画です。
ま、たしかにうちの科はお金の払えない患者さん(生保)も多いけど…
こっちが最善を尽くしてもなかなか…、な患者さんもいるけど…
少なくとも「お金が払えないなら、検査も、治療もできません」という理由で断ったことはないし、医療費はただではないけど、金銭的な理由で断らずに治療を施行できる日本ってありがたいなぁ…と思いました。
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