11月になったら使えないじゃないか(笑)【医療ネタ】

キミドリ

2009年10月03日 14:10



 きのうは製薬会社「サノフィ・アベンティス」さんの薬の説明会でした。
 紹介されたお薬は「アマリール」。今勢力拡大中の糖尿病のお薬(SU剤)です。

 薬の説明会はだいたい月に2回くらいです。民間病院なので、おそらくは少ないほうです。
 そして、説明会のたびに企業のロゴや薬の名前の入ったボールペンやらをもらいます。つまり、月に2本というけっこうなペースでボールペンは増えてゆきます。ぷちっとバブリー(笑)。文房具は常にインフレーションな感じです(笑)。
 
 父親も内科医なので、幼い頃から薬屋さんからの文房具を親からもらうことが多かったです。
 あまりちゃちな景品だと文句が出るのか、けっこう最新鋭なモノが多くて面白いです。
 テープ型の糊を知ったのも、コレのおかげだったような・・・

 そしてきのういただいた「allegra(アレグラ)」のロゴが入ったボールペン。
 「ハクション大魔王」がキャラクターに使われています。アレグラはアレルギー性鼻炎、つまり花粉症のハナ症状なんかに効くお薬です。
 しかし・・・

・・・高いぞ、この版権・・・(←関西人)

 そしておそらく、
アレルギー性鼻炎→くしゃみ→ハクション大魔王→アレグラを使ってね♪
 というイメージ戦略なのでしょう。というか、こうやってこのブログでわざわざ取り上げてしまうこと自体、私もすでに彼らの術中(笑)

 て、そんな高い版権を使ってでも医者にアレグラを浸透させたい、ってことはアレグラはサノフィの主力商品なんでしょう。耳鼻科領域のハナシだから、いまいちぴんと来ないけどおそらくは。

 精神科領域の薬でもヤンセンの「リスパダール」に「キティちゃん」、大塚製薬の「エビリファイ」に「シナモロール」と結構有名どころが使われています。
 て、そんな高い版権を使ってでも医者に自社製品を売り込みたい製薬会社の思惑が透けて見えるようですが、キティちゃんはともかく、シナモロールをキャラクターにするのはマーケティング的にあっているのでしょうか??大塚の人に聞いてみたい気もします。

 それはともかく、よく見ると、となりにハロウィンかぼちゃ(正式名称ジャック・オー・ランタン、ジャックのランタンの意)とコウモリが・・・
 ・・・なんと細かい(笑) ハロウィンは好きだから、嬉しいけど、11月になったらこのボールペン、使えないじゃないか(笑)  


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