キッタン☆

キミドリ

2012年06月06日 07:00


 「契丹」とかきます。


 契丹(きったん、キタン、キタイ、英語: Khitan/Khitai、ピンイン: Qìdān)は、4世紀から14世紀にかけて、満州から中央アジアの地域に存在した半農半牧の民族。
 
 大阪市立美術館に巡回に来ています。
http://www.osaka-art-museum.jp/special/kittan.htm
 もうすぐおわり、とのことだったので急いで行ってきました。
 いや~よかったですよヽ(゚∀゚)ノ。
 
 高貴な女性たちのお墓(古墳)とその中身が展示されていましたがそのゴージャスなこと。
 金、銀、琥珀に水晶。
 材料の豪華さもさることながら細工が非常に細かい!
 彫金技術が高く、浮彫は躍動感あふれ、平面画は点と線を使って緻密に描かれています。
 唐の文化を積極的に吸収した契丹は「龍」や「四神獣(朱雀、白虎、玄武、青龍)」のモチーフが多いです。
 特に龍が多かったのですが、ウロコの一枚一枚まで丁寧に描かれ、「見てきたの(゚∀゚;)?」。
 見るのに背景への知識がいる西洋絵画の宗教画と違って、なんとなくふだんから日本人が馴染みやすいモチーフの展示が多くすんなり見れました。

 埋葬品は馬具や狩猟に関連するものが多かったです。
 きっと狩猟にかかわるものの方が彼らにとって「高貴な」モノだったと考えられます。

 大阪は6/10までです。
 夏には、東京にも巡回するらしいですよ。

 シーサーや狛犬に似た獣。棺の周りを取り囲み、お守りしている感じがした。あまりにぶさ可愛いので購入w。


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