私が医師をやめた理由。 その6

2008年04月28日

 精神科のリハビリの一環に「作業療法」があります。
 軽作業を一定時間する。
 そのほうが却って、気持ちが落ち着くというものです。

 また「芸術療法」というのもあります。
 絵を描いたり、塗り絵を塗ったり。コラージュしたり。
 何らかのカタチで自分の表現をする、というものです。

 調子を崩してから、切り絵をしたり、ビーズをしていました。

 いままでにないくらいの集中力に、正直驚いていました。
 といっても、あいかわらず寝る時間は多かったです。

 私が小児科で研修しているとき、入院している担当の男の子がよく折り紙をしていました。
 子供特有の集中力でふくろが3つも4つもいっぱいになるくらい折っていました。

 もともとそういう手作業が好きな男の子なのかな??と思いお母さんに尋ねると、答えはNoでした。
 入院して、先生に動くのを禁止されてからし始めた、と。
 
 私も手を動かしながら、そのことを思い出していました。

 やっぱり「外」にエネルギーが行かなくなると、「内」に向かうものだし、それは「表現」というものを必然的に求めるのだな、とぼんやり考えながら。
 



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この記事へのコメント
はじめまして
なんとなく 読みふけってしまいました
私も、今はちょっと精神的につらい時期で
共感できるところがたくさんありました

人生の中で、長い夏休みがあっても いいのでは?と思いました
真面目な人ほど、追い詰められるし
自分を追い詰めてしまうのかもしれませんね

ゆっくり、ゆっくり やすんでくださいね
外は、風も日差しも お花も きれいな 季節ですよ(^^)
Posted by iku★koiku★ko at 2008年04月28日 06:19
ありがとうございます。
ハナミズキが綺麗で、よくみちすがらながめています(^^)
Posted by キミドリキミドリ at 2008年04月28日 19:12