私が医師をやめた理由。 その5

2008年04月27日

イチバン調子が悪かったのは去年の年末です。

まぁ、もともとは健全だったこと、食欲はあったことなどを考え合わせれば自分はうつの中でも比較的軽いほうだという自覚はありました(うつ病になると食欲が落ち、急激に体重が減ることが多々ある。また、繰り返す病気なので以前の病歴も大切)。
知識が役に立った一例でしょうか。

でも、私の状態を見てくれた精神科の先生によると一時は投薬も考えたそうです。

まぁ、それでも年末の特番のテレビを見て笑ったりは出来ていたのです。
ツタヤでビデオを借りてみたりもしていました。
と言うか、行動力が激減した状態では、DVD鑑賞が精一杯。
それでも頭の中で内容を検討したり出来ていたので、まだ集中力は保たれているなー、と頭の片隅では考えていたりしました。

うつ状態になると「決断」や「選択」が遅くなります。
いつもならすぐに決断できることがなかなか出来ず、ツタヤでどのビデオを借りるか普段の2倍くらいの時間がかかりました。
「教科書には書いてあったけど、ウツっぽくなると思考力や判断能力が落ちるって本当だな。」と実感したり。
で、いろいろ目移りするわりには「借りて面白くなかったらどうしよう?」とか。ふだんならあまり考えないようなこととか考えるし、そんな自分に「あ、やばい。やっぱフツウじゃないわ」と気がついて、ひとり頭の中ラットレース状態。

とりあえず、年が明けてからは何とか持ち直しましたが・・・。




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この記事へのコメント
 はじめまして。
 興味深く、拝読させていただいています。
 
 読めば読むほど、
 私にも以前、
 ほとんど同じ状態があったことに、
 思い当りました。
 当時は、今ほどうつについて、
 社会的認知度も知識もなく、
 病気だとも気付いていませんでした。
 でも、自分でもなんだかおかしいと、
 わかっていました。
 誰にでも、そういう状態の時が、
 一度や二度はあるものなのですね。 
 
 いろいろ大変かもしれませんが、
 どうぞ、今はゆっくりなさってくださいね。
Posted by きまぐれウサギ at 2008年04月29日 00:21
コメント、ありがとうございます。

たしかに、「なんかオカシイ」と自分で思っても、なかなか人に説明できないのが辛かったです。
説明するのにもエネルギーが要るし、でも、そのエネルギーが尽きちゃって喋るのもしんどい・・・
立派なデフレスパイラルにおちいってました(TT)
Posted by キミドリキミドリ at 2008年04月29日 10:16