子どもはほんとうにキラクか??

2008年05月20日

えー、病院で精神科医として働いていたころ3人ほど思春期のお嬢さんたちの入院を担当させてもらいました。
もちろん、皆さん例外なく不登校でした。

思春期の彼女達の相手をするのはとっても考えさせられることが多くて興味深かったです。

そのとき感じていたことをいま、私を診察してもらっている精神科の先生と話すことがあります。
医者と患者、というより同業者同士のキラクな意見交換、といったところでしょうか。

そのとき、話していてふたりで意見が一致したのは、

「子どもって本当にキラクなんだろうか??それって、大人の観点やん」。

まー、自分が年くった分、彼女達の年齢からは離れていくわけで、その分忘れてしまっていることも多いと思うのですが・・・。ざっと見積もって2倍弱ですよ。はははkao08

私自身は不登校にはなったことがないのですが今考えるとやっぱり世界が狭い分だけ、考え方が画一的で、ホゴされているといえば聞こえはいいけれどやっぱ窮屈だったなー。。とふと思い返してみたり。

加えてそのころ特有の多感さと、ものごとの道理が想像できないわけではないので、「あきらめ」みたいなのを正当化する理屈を覚えていったりするわけですね。

まー、今も思い返すと、思春期の情緒的な不安定さや多感さが目立つ一方で、理屈や理論を正当に理解するアタマのよさが同居したコたちだったなーと。
これで、反抗的だったら校舎の窓ガラスと変わったりするんだろーケド(笑)。

実際はむしろ「いいコ」が多かったです。
「学校に行けないのは自分が悪いんだ!」
「学校に行けないのは自分が不完全だからだ!」とか、いった完ぺき主義に裏づけらた、自分を責める態度が常に見え隠れしていました。

まー、それぞれ抱えるケースがさまざまで、私の乏しい経験から言えることなんてほんの米粒くらいですが不登校の子はとっても切なかったです、見ていて(TT)。切実に「行きたいけど行けないんだ!」と全身で叫んでいるようでしたよ。ホント。

若いから、キラクでいーわねー、なんて、誰が言ったんでしょうね、ホント。


タグ :不登校


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この記事へのコメント
キミドリさん私は店の前を通る小学生、中学生を見るたび子供も大変やなあと思います。今でこそ図太くなったオバサンですが、中学生の頃は思春期の悩みだらけでした。今思うとホントにつまらない事が生きるか死ぬか位の悩みでしたものね。ぴりぴりして不安でコンプレックスの塊みたいで・・なんだかつらかったなあ。でも、人間って何かを境に吹っ切れて自分を認められるようになったりするんですよね。まあ仕方ないやってあきらめたり、なかなかいいとこあるやんって自分をほめられたり・・その何かをキミドリさんの患者さんだった彼女たちにも見つけて欲しいなあ~と切に思いますね。
Posted by loveroseloverose at 2008年05月20日 21:23
>今思うとホントにつまらない事が生きるか死ぬか位の悩みでしたものね。
そうなんですよね~。

>まあ仕方ないやってあきらめたり、なかなかいいとこあるやんって自分をほめられたり・・
自分に関しても「全部いい!」か「全部悪い!」のall or nothingみたいなところがあって、妥協点を見つけるのが今後の課題だよなー、と思いながら接していました。
「自分にもイイトコロがあるんだ」と良い意味であつかましくなってほしいです。
Posted by キミドリ at 2008年05月20日 21:38
僕も大学に入るまでは学校が大嫌いで、よく仮病で学校サボってました。
自分もすぐ白黒つけたがる性格なので、宿題ができてないだけで学校休んだりとかしてましたね。今から思えばなんてことないんですけど。
最近になって、やっと自分を受け入れるというか、少しだけ自分と向き合えるようになった気がします。
Posted by おれんじおるかおれんじおるか at 2008年05月20日 23:27
>自分もすぐ白黒つけたがる性格なので、宿題ができてないだけで学校休んだりとかしてましたね。今から思えばなんてことないんですけど。

たしかに「いま思えばなんてことないんだけど・・・」ということが多いですよね。
ただ、「そんな自分なんだ~」と受け入れられると、チョットづつでもラクになりますよね(^^)
Posted by キミドリキミドリ at 2008年05月21日 16:01